2012年11月7日水曜日

鼓ヶ浦の海苔ソダ Nori fascine at Tsuzumigaura, Mie Pref., Japan

海苔ソダ、という言葉をご存じでしょうか。
地域にもよるのでしょうが、今くらいの季節に海の浅瀬の近くを通りかかると、等間隔に突き立てられた竹竿の一群を見かけることがあるかもしれません。それが、海苔ソダです。漢字では海苔粗朶と書くようです。

三重県では海苔の栽培が盛んでして、鈴鹿の沿岸部である鼓ヶ浦にも、海苔ソダが姿を現していました。




秋の海の表情は、夏のきらきらした海のそれとは違うように思います。冬の海のような厳しさこそないものの、秋の海には、なんとも言えないうら寂しさや静謐さがあるように、私には感じられます。


編集の手間がかかるから実現するかはわかりませんが、このときに撮った写真を集めたスライドショー式の動画も、いつか上げられたらなあという淡い希望を抱いております。需要がどれだけあるのかわかりませんが、というか、無いような気もしますが。でも、自分の中でこの景色を心にちゃんと収めるためにも、そういう作業の時間が欲しいというのは、正直な気持ちです。

自然を相手に写真や動画を撮っていると、季節によって見せてくれる表情が全然違うから、飽きることがないです。何度も何度も足を運んで、心に残る風景をまたこうしてお届けできれば嬉しいなあと思います。

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