2012年11月10日土曜日

【AviUtl】 覚えておくと便利|座標のリンク

AviUtlを使って、動画に字幕などを入れ続けるときに知っておくと便利な方法です。
テキストなどの表示位置を、オブジェクトが変わっても一定に保ち続けるための操作について、ご紹介します。オブジェクトの座標をいちいち数値で指定してやらなくてよくなります。簡単な操作を加えておくだけで、作業の効率が格段に向上しますよ。

たとえば、先日もご紹介したこの動画でも、同じ方法を用いております。まずは字幕の位置にご注目いただきながら、動画をご覧ください。

字幕の位置が、固定されていましたよね。

これをするためには、次のような手順が必要です。
  1. 基準としたいテキストオブジェクトを作る
  2. そのオブジェクトがあるレイヤー上に、他のオブジェクトも配置していく
  3. それらのオブジェクトが乗っているレイヤーのレイヤー名上で右クリック
  4. “座標のリンク”にチェックを入れる
  5. 同じレイヤーに置かれているオブジェクトの座標がそろいます

クリックするのは、この画像の位置を参考にしてください。

ここまで書きながら、使用前後でどんな変化が起こるのかは、画像なり動画なりで見てもらう方がわかりやすいだろうと思ったので、簡単な動画を作ってみました。


最後の比較部分では、表示されている文字が小さくなってしまっています。でも、「座標のリンク」を使うか使わないかでどんなことになるかは、大まかにはわかりますよね。

「中央揃え[中]」などの表示位置との兼ね合いは難しいかもしれませんが、「座標のリンク」は字幕を入れるタイプの編集作業には知っておくと便利な操作なので、覚えておいて損は無いかと思われます。

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