2012年10月26日金曜日

【AviUtl】図形などに影を付ける際の覚書

この記事で紹介した動画を見た後も、あちこち巡りながら、「そういえばAviUtlで図形やテキストに影を付けるのって、どうやるんだろう」ということが気になってきました。
というわけで、今調べてみて自分なりに理解していることをメモしておきます。

あちこち調べながらいじっていたら、ひとまずこんなものができました。
水色の円が背景から浮き上がっていて、背景部分に影が落ちている状態です。

このときの拡張編集ウィンドウは、次のような状態です。
(四角形(図形)は白い大きな正方形で、今回の場合は白い背景を成しています。)

以下、留意点を箇条書きでメモしておきます。

  1. カメラ制御のすぐ下のLayerにシャドー(カメラ制御)を置くこと
  2. 背景のオブジェクトは図形orテキストのオブジェクトよりも下のLayerに置くこと
  3. 背景のオブジェクト、図形orテキストのオブジェクト共に、拡張描画にしておくこと
  4. 背景のオブジェクトよりも図形orテキストのオブジェクトのZ値を小さくしておくこと
最低限これらの条件さえ満たしていれば、影は投影されるんじゃないかと。

補足としては、(3)の拡張描画の選択は、
のように、オブジェクトの各種パラメータをいじるウィンドウの右上、+の左隣の切り替えボタンで選択できます。

また、(4)についてですが、これは「Z値がマイナスである=0に対して自分に近いことを意味する」ということです。Z値が大きいものの方が上に来る、と最初は思っていたので、混乱しました。そうではなく、Z値が大きいと奥行きでいうと遠くに行ってしまう、という理解で考える方がいいようです。

AviUtlを使っている人にとっては常識の話なのかもしれません。それでも、自分のように最近使い始めた人間や、これから使用するという人のために参考になればと思い、こうしてまとめてみました。お役に立てば幸いです。
また、おかしな点があれば、コメントにてご指摘いただけますと嬉しいです。

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