2012年11月8日木曜日

南部鉄器のジンギスカン鍋 The Mongolian mutton barbecue of a Nambu iron cast object

先日、自宅で焼き肉をするときに、南部鉄器のジンギスカン鍋を使ってお肉やら野菜やらを焼いてみました。
ほんの焼き始めの様子ですが、気まぐれで動画に撮っていたので、それをご覧ください。




自宅で焼き肉をする際に、

  1. カセットコンロ+フライパン
  2. カセットコンロ+ジンギスカン鍋
  3. 七輪
の三つの選択肢があるのですが、どれも一長一短です。

フライパンを使う場合が、セットは一番簡単です。でも、肉を焼くとどうしても脂が溜まっていってしまうため、焼けば焼くほどにぎとぎとが酷くなってしまいます。後片付けを考えても断然簡単なのはこの方法なのですが、味という意味では、いまいちです。

七輪は、火の通りや脂の切れ方という点では、申し分がありません。ただし、炭で火をおこして、そして終わってから炭や灰を処理するというところに、非常に手間がかかってしまいます。よほど気乗りしていればその手間にも耐えられるのですが、簡単に焼きたいなあというときには、かなりのネックになってしまいます。

そんなわけで、ジンギスカン鍋を使って焼くことが、最近は多いです。
ご覧のように鍋には溝が入っているので、上の方で肉を焼けば、余分な脂は溝を伝って、外周部分の溝に流れ込んでくれます。というわけで、上の方を使って焼き続ける限りは、さほど脂に悩まされることはありません。
周囲の溝の部分を使って焼き野菜を焼けば、脂が流れ込んでいることも手伝って、火の通りが非常によろしいです。最後に脂を切りたければ、いったん鍋の上の方に置いてしまえば、ある程度の脂は周囲に再度流れていきます。

ジンギスカン鍋も、素材によっていろいろなのでしょうね。我が家にあるジンギスカン鍋は鉄器の物を使っているので、火の通りはいいのですが、洗って保管するところに若干の面倒くささはつきまといます。もっとも、七輪を片付ける手間に比べたら、微々たるものですが。ちゃんと洗って水気も拭き取って油でコーティングしたつもりでいても、しばらく放置した後に取り出して、使用前に念のためざっと洗うと、錆のようなものが流れ出てきたりとか…。

焼き肉をすることを考えると、第四の手段として、店で食べる、というのが最強ではありますね。自宅での焼き肉という条件で選択肢を出しているわけだから、店で食べるというのは、そもそも規格外の答えですが。

なんだかんだ書きましたが、このジンギスカン鍋は、割と気に入っている代物です。
これから寒くなるにつれて、外で焼くということは困難になってきま。でも、というか、だから、というか、やれるうちにもう何回かやって、体力を付けた上で冬を迎えたいと思います。

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