2012年10月28日日曜日

新幹線特急券の遅延による払い戻し

はじめに
1ヶ月ほど前(2012年9月末)に、大きな台風が日本列島を襲っていました。ご記憶に、あるでしょうか。台風18号イーウィニャです。
なんでそんな話をするかというと、私、そのときに新幹線に乗っておりまして、静岡県内で足止めを食らっておりました。暴風によって新幹線が運行を見合わせたためです。
このときの遅延時間は、確か2時間少々。

折しも、その2日前、信号機故障で同じような場所で同じように新幹線で足止めを食らっておりました。
このときの遅延時間は、確か100分程度。

皆さんは、新幹線が遅れたときに、どのくらいの遅延なら特急券の払い戻しが発生するか、ご存じですか?

払い戻しは2時間以上の遅延
結論から言えば、2時間を超えると、払い戻しの対象となります。満額還ってきます。
参考として、JR東海 よくあるご質問あたりを参照してみてください。

私の場合は、台風じゃない方、信号機故障による遅延は100分だったので、払い戻し対象にはなりませんでした。残念。

でも、台風の方は2時間を超えた遅延となったので、払い戻しの対象となりました。
そもそもどこで遅延の証明が発行されるんだろうと思って、足止めされている新幹線の車中で、あれこれ調べていました。2時間を超えると、という基準線についても、そのときにまとめて調べたような記憶があります。
遅延の証明については、そのときのチケットを見てもらうとわかりやすいと思うので、ご覧いただきましょう。



おわかりいただけますか? 切符の左側に、「遅延証」という印字がされています。自動改札で印字されて出てきました。


自動改札機から出てくる
そして、お気づきでしょうか。普通だったら、新幹線特急券というのは、新幹線の駅を出るときに、自動改札機で回収されてしまうんです。それが、自動改札を通したのに、手元に残っている。これは、普通の使い方をしている分には、あまりないことだといえるでしょう。

つまり、2時間以上の遅延が発生した場合には、自動改札に乗車券と一緒に特急券を通せば、自動改札機が判断して遅延証明を印字した上でチケットを排出してくれる、という仕組みとなっているわけです。賢いですね。さすが自動改札機。

あとはこれを駅の窓口に持っていけば、払い戻しになるようです。私だったら、4690円も返ってくるんですね。2時間以上缶詰だったものの、在来線を使うよりも確実に進めていたっぽいですし、その上返金があるというのは、ありがたいことです。

そういえば、私は運良く帰れましたが、乗っていた博多行きの新幹線は、博多まで行けたのでしょうか…。後続の新幹線も、どの程度動けたのか怪しいですし。
そう考えると、遅延でお金が返ってくるのは嬉しいですが、当たり前のこととして、ダイヤ通りに運行してくれる方が、精神衛生上はいいですね。目的地まで行けたからこそ、こうやって呑気に記事にできているわけで、もし途中で降りる羽目になっていたら、ここまで心穏やかには書けなかったかもしれません。

手続きは半年以内にということを駅員さんに言われたような覚えがあるので、近日中に払い戻し手続きに行ってこようと思います。

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