2014年4月20日日曜日

Kindleでハイライトした箇所をEvernoteに記録する

私の身の回りにも、Kindleユーザーが割と増えてきました。
私自身は紙の読書の方が好きな人間です。それでも、収納場所の問題、コンテンツの入手のしやすさ、コンテンツ自体の価格などのいくつかの点で、Kindleでの読書の量がだんだんと増えてきています。
紙の書籍で読書をするときに、線を引くことがよくあります。読み終えてからぱらぱらとめくればどんなところに線を引いたのかはある程度目に飛び込んできます。ただし、線を引いた箇所だけを一覧にして振り返りたいなどの場合には、紙の書籍は不向きです。
そこで、Kindleのハイライト機能とEvernoteの連携です。

ハイライト機能の使い方
Kindleには便利な機能がいくつもありますが、その中に、ハイライト機能があります。気になったテキストを長押しすると、まずは単語レベルで網掛けの状態になります。その網掛け部分の前後に表示される範囲調整のマークをドラッグの要領で移動させると、好きな範囲に網掛けが広がります。
また、ページをまたぎたいときには、画面の右端、左端でドラッグした指をしばし止めると、隣のページにそのままハイライトを持ち越せます。

ハイライトした内容の確認と保存
上記の要領でハイライトをすると、そのハイライトした履歴がどんどんストックされていきます。端末内では「マイクリッピング」というファイルに格納されていきます。ただ、Web上で確認する方が圧倒的に見やすいというのが、私の感触です。
その確認方法は、

  1. Kindleのサイトにアクセスする。
  2. ページの右上からサインインする。
  3. 自分のハイライトのページに飛ぶ。
  4. 表示された内容を、Webクリッパーを使って好きなように保存する。
これだけです。
ちなみに、ハイライトだけでなくそれに対応してメモを書き加えた場合には、noteという形で付随してその情報も表示されます。すべて一つの画面上で確認できるので、便利です。

紙の書籍の長所
と、ここまでのところはKindleのハイライト機能が便利だし、それをEvernoteと連動させるともっと便利ですよ、という文脈の中で、そのやり方を紹介してきました。しかし、紙の書籍には紙の書籍の強みがあります。
「線を引いた箇所だけを一覧にして振り返りたいなどの場合には、紙の書籍は不向きです」ということを、このエントリの冒頭で書きました。確かに、線を引いた箇所だけ抜き出したい、という場合には、電子書籍端末であるKindleに軍配は上がります。
しかし、線を引いた箇所の前後の文脈を確認するという作業は、「Evernoteでハイライト部分を確認してKindleでその書籍を開いて当該箇所を探り当てる」という手間をかけずに「ぱらぱらっと紙をめくって気になった線の前後を目で確認する」ことのできる紙の書籍に軍配が上がります。
一長一短。どちらが自分のスタイルに合っているかも考えながら、読書生活をより豊かに快適にするために、このエントリが少しでも役に立ってくれると、嬉しいです。

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