2013年1月30日水曜日

Excelで行を交互に色分けする方法

仕事でもプライベートでも、情報を整理するときにしばしばExcelを使っています。
だーっと情報が羅列されているときに、背景色がずっと均一だと、当然のことながら見にくいなあと感じます。そこで、たとえば次のように色分けをして表示したいと思うことは、ないでしょうか。


有名な方法だとは思うのですが、知っておくと便利で、そして簡単なテクニックについて、ご紹介しようと思います。

参考にしているのは、以下のページです。

1行おきに色を変える−MOD関数・ROW関数

私の環境はExcelは2007を用いています。2010とかだとどうなんだろうというのは知らずに書きますが、大きく変更はなかろうということで、リボンメニューからの設定の仕方です。2007に基づいて書きますので、他のバージョンの場合は適当に読み替えて作業してください。

  • 色分けを指定したいセルを範囲指定する
  • リボンのホームから条件付き書式を選ぶ
  • 新しいルールを選ぶ
  • 「数式を利用して、書式設定するセルを決定」を選ぶ
  • 数式として「=MOD(ROW(),2)=0」を入力する
  • 「書式(F)」をクリックする
  • 塗りつぶしから好きな色を選ぶ
これだけです。

リンク先にもありますが、ROW関数は行番号を取得する関数です。また、MOD関数は割り算をしたときの余りを求める関数です。つまり、「=MOD(ROW(),2)=0」というのは、「行番号を2で割ったときの余りが0の場合(=行番号が偶数の場合)」という条件式になっています。
ですので、最後の0は、1であってもいいわけです。その場合は、行番号が奇数のときにどのような書式を適用するか、という条件式になるわけですので。

こうしておけば、途中に行を挿入したとしても、それに応じて色分けを自動でし直してくれるので、便利です。手動だと、データ数が多いと、厄介ですよね。

また、今回は「行ごとに」ということで関数を示しましたが、応用すれば「列ごとに」でも簡単に条件付き書式設定によって、色分けを行うことができます。その場合は、
「=MOD(COLUMN(),2)=0」
を用いてください。ROW関数が行番号を取得する関数だったように、COLUMN関数は列番号を取得する関数です。

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