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2014年4月23日水曜日

「手書きで日記を書く」ということ

忙しい毎日を過ごしていると、日々の中で何を大事に過ごしたいと自分が願っているのか、あるいは自分がどんな感じ方をする人間なのかということを、ときどき見失うような怖さがあります。そんなときに私は、手書きの日記を書くようにしています。

好きなノート。好きな万年筆。好きな色インク。好きな音楽CD。好きなエスプレッソ。好きなお香の香り。好きな観葉植物。
そうしたたくさんの好きなものを組み合わせて、日記を綴ります。

キーボードを使ってパソコンにこういう文章を綴るのと違って、手書きはとにかく、まどろっこしいです。タイプするほどのスピードでは書けないし、うっかり者なので書き損じも多いし、インクで書いているから塗りつぶすなりして修正を施して次に続けていくしかないし。便利か不便かと言えば、万年筆で手書きで日記を書くという営みは、不便です。ばかばかしいほどに、不便です。

それでも、生きている自分の生身の体感としては、その不便さにすごくほっとする瞬間が宿っているのも、私としては、事実です。効率重視の日中をすごし、その疲れをほぐすために、敢えて不便で、そして効率的とは言えない手書きの日記を綴る。そんな効率に逆行する時間の中にこそ、「ああ、自分ってこういう人間だったよなあ」と思い出す瞬間が詰まっているのも、不思議なものですね。むしろ、日中に便利な器具を使いまくって生産活動に勤しんでいること自体が、生き物としての自分の生のテンポからしたら、早すぎるのかもしれないですね。
パソコンとキーボードというふうに手早く文章が書けて簡単に遂行ができるツールがあることも、自分の生活にとっては切っても切り離せない恩恵です。でも、それとはまた違った文章の練り方も通して、自分らしい感覚を見つめ直し続けていきたいなあと思い、今日も私は手書きで日記を書き続けます。大昔からしたら万年筆やらノートやら自体が便利な器具であることに違いはないのでしょうけれども、手近な私の愛用品達は、私に今日もほっとする時間をもたらしてくれています。


2012年11月18日日曜日

『ソーシャルもうええねん』の感想

村上福之さんという人が書いた『ソーシャルもうええねん』という本を読みました。電磁マシマシというラジオ番組で、パーソナリティの佐野電磁さんが勧めていたので、気になって購入してみました。

表紙絵は、海猿やブラックジャックによろしくでお馴染みの、佐藤秀峰さんが描かれています。

本の中身は、村上さんがこれまで書きためてこられたブログの記事の中から、ある程度のまとまりを持たせてピックアップをして加筆修正をした内容で構成されています。タイトルにあるようなソーシャルネットワークの話もありますし、仕事論のような話もあります。

ラジオで佐野さんも言っていたのですが、私はこのタイトルについては、「編集者がミスったな」 という感想をいだきました。
確かに、インパクトはあるタイトルです。でも、本の内容を端的に表しているかというと、決してそういうわけではないのです。そして、表紙絵にTwitterとFacebookのロゴが書かれたちゃぶ台をひっくり返す村上さんが描かれていますが、TwitterとFacebook自体が、いつまでも今のような力を持ったツールとして機能するわけではないでしょう。そうなると、来年・再来年と考えたときに、タイトルや表紙からは、この本に対する魅力を感じることが難しくなってくるのではないかなと、そんな気持ちです。

本の内容は、読みやすいですし、そのくせあれこれ考えさせられることに富んでいます。読んでよかったなと思う一冊ではありました。

タイトルから逸れた感じになるような話題、村上さんが今の仕事ぶりを発揮するようになるに至るまでが綴られているようなあたりが、特に興味深い内容だと思います。どんな姿勢で仕事に臨んできたか。ベンチャーであれ大企業であれ、どのような点に目を向けながら仕事をするのがいいのか。
そんなことがあれこれ綴られていて、著者の素直な生き方に、なんだか好ましい感じを抱くことができます。また、自分も明日から頑張ろうという気持ちを奮い立たせもしてくれます。

タイトルや表紙に癖があるのは、繰り返しますが、編集者のミスだろうなと思っています。そう書きたくなるくらいに、この本はもうちょっと長いスパン、長い寿命で、多くの人に読んでもらいたい内容になっていると、私は思っています。
もしこのブログで初めてこの本を知ったという方がいれば、是非手にとってみてください。1,000円もしない本ですし、読みやすいので、お勧めですよ。

2012年10月28日日曜日

カメラを構えると世界が変わる

何を書こうというわけでもなく、ページの新規作成画面を開きました。思い浮かんだことを思いつくままに書いてみたいと思います。

というわけで、思い浮かんだので、下手の横好きで写真が好きな自分が、カメラを持つときにどんな体験をしているかということについて、書いてみようと思います。
おそらくさんざん論じられているテーマだとは思いますが、自分なりの言葉で、自分の体験を整理するために、書きます。

2012年10月24日水曜日

まずは書いてみるということ

かつて、全然違うところで、ブログを書いていたことがあります。
そちらは諸事情によって、今は更新を停止しているような状態ですが。

そこでも書いたことがあるのですが、自分にとってはいろいろな考えの基本をなしていることの一つを、ここで書いておきたいと思います。
これからもこのブログを更新していくたびに、幾度となく同様のことを書くことになるとは思いますが、お付き合いください。